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ロシアW杯サッカーは、フランスの20年ぶり2度目の勝利で閉幕した。数々の名場面は、サッカーファンに忘れられない思い出を残し、その余韻が続いている。日本代表チームも、世界のサッカーファンにさわやかな印象を残した点では「入賞」だ。「期待以上の成績」ランキングで2位に入った。8強には入れなかったが、堂々の2位である。

 

米スポーツ・イラストレイテッド(SI)が選定する「2018ロシアワールドカップ(W杯)期待以上の成績を出したチーム」順位で日本は2位に入ったもの。SIは18日(日本時間)、2018ロシアW杯に参加した32カ国のうち「期待以上の成績」を出したチームの順位を発表した。

『中央日報』(7月18日付)は、次のように報じた。

 

決勝トーナメント(16強)に進出した日本は2位だった。SIはグループリーグ第1戦でコロンビアのカルロス・サンチェスが前半3分で退場となったことに言及し、これが日本にアドバンテージとして作用したと分析した。また決勝トーナメント1回戦でベルギーに逆転されたものの2-0でベルギーにリードしていた点も印象的だったと分析した」

 

日本は、ベルギー戦で最初から猛攻を仕掛けて 有利に試合を進めながら、最後に逆転された。その闘いぶりが、世界ファンが魅了されたのであろう。日本人として胸を張れる。

 

このベルギー戦は、『中央日報』(7月3日付)で次のように報じていた。

 

「日本の8強進出はならなかったが、海外メディアの好評が続いている。サッカー日本代表は7月3日(日本時間)、ロストフアリーナで行われたロシアワールドカップ(W杯)決勝トーナメント初戦でベルギー代表に2-3で逆転負けを喫した。英BBCは『日本は2回の賭けをした。開幕を控えて監督を交代し、グループリーグ第3戦でも0-1のスコアを維持する選択をした』とし『日本は1966年の北朝鮮、2002年の韓国に続いてアジア史上3番目にW杯8強入りするチームになるところだった』と伝えた」

 

「また、BBCはベルギーの選手ではなくミドルシュートでゴールを決めた乾をMOM(Man of the match)に選び、ベルギーを追い込んだ日本の競技力を高く評価した。グループリーグ第3戦後に西野朗監督に対し『腹切りとなりかねない戦術を使った』と酷評した英ザ・サンは、『もう少しで日本が忘れられない勝利を築くところだった』と好評した。続いて『2点差となる乾貴士のゴールが決まった時は、ベルギーが突き落とされ、日本が初の8強進出の夢がかなえるように見えた』と伝えた」