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韓国では、慰安婦は神様扱いになっている。「反日のシンボル」であるからだ。

 

大学の講義で元従軍慰安婦の女性を卑下する発言を行い罷免された順天大のS教授が名誉毀損の罪で起訴された裁判で、光州地裁は17日、懲役6月の実行判決を言い渡した。S教授は直ちに収監された。S教授は判決を不服として控訴したという。

 

『朝鮮日報』(9月18日付)は、「慰安婦卑下発言の順天大教授に実刑判決」と題する記事を掲載した。

 

(1)「S教授は昨年4月、順天大物理教育学科の学生14人に対する講義中、慰安婦強制動員の被害者を侮辱する発言を行い、論議を呼んだ。S教授は『あのおばあさんたちは(何をするのか)相当知っていて行ったんだ。日本に狂って連れて行かれた女も実際は遊び人だからついて行ったんだ』などと発言した。発言は学生によって暴露されて非難が相次ぎ、一部の市民団体がS教授を名誉毀損で告発していた」

 

(2)「担当裁判長は『大学教授の立場で学生に虚偽の事実を摘示し、既に大きな被害を受けた高齢の被害者を卑下し、回復困難な傷を負わせた。それにもかかわらず、自身の過ちを全く反省せず、責任を回避しようとばかりしており、相応の処罰が必要だ』と判決理由を説明した。S教授は昨年10月、問題の発言が全国的な非難を浴び、罷免された。S教授は今年1月、教員訴請審査委員会に不服を申し立てたが棄却され、行政訴訟を起こしている」

 

この判決にはいくつかの疑問がある。

 

   名誉毀損の裁判で実刑判決が出たことは、文政権への迎合である。

   慰安婦問題は、朝日新聞のねつ造記事が引き起こしたもの。その後、朝日は訂正し謝罪している。

   当時の日本は、売春が法的に公認されていたこと。強制連行する必要性はなかった。経済的に困窮していた家庭の子女が、気の毒にもその犠牲になった。

 

以上の点から見て、この判決は不当である。名誉毀損は、個人を特定しているものでそれに該当するかどうか。強引な判決というほかない。