韓国軍駆逐艦によるレーダー照射事件は、ついに日本側が哨戒機内の動画を公開して「白黒の決着」を付ける形になった。動画を見れば一目瞭然、韓国が意図的にレーダー照射したことは動かせぬ事実になった。韓国のメンツは丸つぶれである。

 

ここまで事態が悪化する前に、韓国は一言謝罪すれば良かった。それを、「反日」のメンツもあって、日本への謝罪を拒否した結果がこういう事態を招いた。韓国国内で、不利な立場に立たされるという思惑が先行して謝罪せず、外交的にも大きな失点につながった。

 

日本側が、動画を公開して明らかにした「韓国のウソ」は、次の点だ。

 

    韓国海軍の駆逐艦とすぐ傍に、北朝鮮の漂流漁船が、既に発見されていること。

    北朝鮮の漂流漁船を発見済みである以上、対空レーダーを稼働させる理由がないこと。

    P1哨戒機からの無線の呼びかけを無視した点について、海上自衛隊哨戒機は明確に韓国海軍駆逐艦クァンゲト・デワンの艦首に描かれた艦番号971を名指しして呼び出していること。

 

『中央日報』(12月28日付)は、「韓国国防部、日本の映像公開に客観的な証拠とはみられない」と題する記事を掲載した。

 

(1)「崔賢洙(チェ・ヒョンス)国防部報道官は28日の午後、『国防部の立場』を通じて、「韓国海軍「広開土大王」(DDH-971)は正常的な救助作戦を行っていた。日本のP-1哨戒機に対して射撃統制レーダー(STIR 180)の稼働はなかった事実は変わらない」と述べた。崔報道官は『相互誤解を解消するための実務級テレビ会議から1日ぶりに日本側が映像資料を公開したことに深い憂慮と遺憾の意を表明する』と述べた。また、『日本側が公開した映像資料は単純に日本の哨戒機が海上から巡回するシーンとパイロットの対話だけだ。一般的な常識からみると射撃統制レーダーを調査したという日本側の主張に対する客観的な証拠とはみられない』と述べた」

 

サウジアラビア政府も、同国のジャーナリスト殺害事件では、初めはシラを切っていが、最後は事件を認めて関係者の逮捕に踏み切った。韓国も、ウソにウソを重ねた話を繰り返

していると、日本の信用を失うばかりだ。日本政府は、もはや韓国政府を信用しなくなっている。これは、韓国外交にとっては極めて大きな損失のはずだ。

 

(2)「続いて、『われわれはこれまで日本の一方的な行動について節制した対応を取ってきた』として、『日本側のこうした遺憾な行動にもかかわらず、韓日の国防協力関係を未来志向に発展させていかねばならないという立場に変わりはない。日本側は韓国と軍事的な友好協力関係を維持するという精神を持続的に堅持しなければならない』と述べた」

 

日韓関係筋によると、韓国側は当初、レーダー照射問題を公表しないよう日本政府に要請した。日本側が受け入れず、積極的な対外発信に踏み切ることは想定外だったと伝えられている(『読売新聞 電信版』12月28日付)。韓国にとって、不都合な事実が明らかにされるからだ。

 

韓国は、自らの冒した違法行為を日本側に転嫁させる「汚い手」を使っている。そして、日本側は韓国と軍事的な友好協力関係を維持するという精神を持続的に堅持しなければならない、と説教までしている。戦前の日本で、「説教強盗」の話が有名である。押し入った強盗が、怯える家人に対して「戸締まりをしっかりしろ」と説教したというのだ。上記の下線部分は、日本が本来、韓国軍に説教する内容である。呆れて韓国軍である。

 

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