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米時事週刊誌「USニューズ&ワールド・レポート」が、「2019年世界最高の国ランキング」を発表した。いわゆる、国家ブランド力ランキングである。日本は、スイスに次いで世界2位になった。韓国から喧嘩を売られ、日本は切歯扼腕(せっしやくわん)しているであろうが、外国はその日本を正当に評価している。日本に喧嘩を売る韓国は22位である。

 

同誌は23日(現地時間)、米ペンシルベニア大ウォートンスクールと共同で主要80カ国の影響力、企業環境、社会安全網、生活の質、自然環境など75項目を総合的に評価し、最高の国ランキングを発表した。日本は、前年5位であったが一挙に2位へ浮上。日本の国会では毎日、自虐的な質疑が行なわれている。野党の発言を聞いていると、日本という国は「とんでもない国」という印象だが、世界はそう見ていないことにホットさせられる 。

NewSphere』(2月24日付)は、「米誌、最高の国ランキングで日本が2位浮上、日本人特有の自虐性も浮き彫りに」と題する記事を掲載した。

 

(1)「今年のUSニューズ&ワールド・レポート誌の国家ランキング『ベスト・カントリー・ランキング』で、日本が過去最高の2位に浮上した。さまざまな基準をもとに算出する同ランキングが重視している『企業家精神の高さ』でトップに立ち、世界で最も「前向きな国」であることや、経済が上向きなこと、国民に健康的な環境を提供していること、文化的影響力の高さなどで高評価を得た。一方、海外からの評価が高いにもかかわらず、日本人は世界で最も自国を低く評価しているという分析結果も出た。この日本人のいわゆる自虐的な感覚は、観光や海外投資に長期的な悪影響を及ぼすと同誌は懸念している」

 

2019年版の総合1位は前年と同じスイス。2位日本は、前年5位から順位を大きく上げた。3位は前年2位のカナダ、4位ドイツ、5位イギリスとなった。アメリカは8位、中国は16位、韓国は22位だった。

 

韓国は日本から大きく引き離されているが、昨年も同じ22位である。過去の序列はつぎの通りである。2016年は19位、2017年は23位、2018年に22位となった。国際評価では、日韓にこれだけの差があるのだから、少しは日本に対する言動で控え目になって貰いたい。

 

日本の項目別ランキングは以下の通り。
・企業家精神=1位
・冒険的要素=39位
・市民の権利=17位
・文化的影響力=6位
・文化・自然遺産=10位
・原動力=5位
・ビジネスの開放度=22位
・パワー=7位
・生活水準=13位

 

(2)「日本の5位から2位へのランクアップは異例。USニューズ&ワールド・レポートは『2019年のベスト・カントリー・ランキングの勝者を1つだけ決めるのなら、多くの人は日本だと言うだろう』とまとめている。同ランキングは、『その国を他国の人がどう見ているか』ということを数値化したものであり、2位へのステップアップは、日本が対外的に高いブランド力を作り上げた結果だと言える」

 

このランキングは、「その国を他国の人がどう見ているか」ということを数値化したものであり、客観化されたものだ。日本が5位から2位へ浮上したのは、日本をそれだけ高く評価した結果だ。韓国が、日本を「小馬鹿」にして暴言を吐いていることに、強い違和感を覚える。

 

(3)「一方で、USニューズ&ワールド・レポートは、日本人自身は自国を低く評価しており、『国内的なブランド力は非常に弱い』としている。『我々のデータでは、日本国民は、その他の世界の人々よりもずっとネガティブに、悲観的に自国を捉えている。さまざまな面で、日本国民は自国を世界が思っているよりも生産性が低く、不安定で、文化的に重要ではないと見ている』と同誌は書く。反対に、日本以外のほとんどの国は、他国民よりも自分たちをポジティブに見ているという」

 

当の日本人は、国会の野党質問に影響されているのか、自分の国を「ダメな国」と見ていることは残念である。日本人が、日本を褒めると「保守」とか「右翼」とか散々な評価が下される。中国のように「大言壮語」するのは困るが、客観的に日本を評価することは必要である。外国人旅行客が増えることは、日本評価のバロメーターである。