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米国のトランプ大統領は、先の訪日で「日本海」と発言したことにショックを受けた。この問題について、すでに本欄で取り上げたように、米国では「日本海」が正式呼称である。韓国の要求する「東海」併記案は却下されているのだ。

 

この問題が、米国務省の記者会見で蒸し返された。韓国人記者が質問したのであろう。その結果は、無残にも「併記」を拒否されることになった。韓国が、日本海だけ「東海」併記を要求し、黄海については韓国呼称の「西海」を要求しないのはなぜか。中国は怖いが、日本なら無理が通るだろうという「甘え」と見られる。

 

『朝鮮日報』(5月30日付け)は、「トランプ氏の日本海発言に米国務省、『米国の公式表記』」と題する記事を掲載した。

 

米国務省は29日(現地時間)、トランプ大統領が前日に日本での演説で、東海を「日本海(Sea of Japan)」と発言したことについて「『日本海』が米国の公式の表記方式」と説明した。「東海」ではなく「日本海」が米国政府の認める公式名称だということをあらためて表明したわけだ。

 

(1)「米国務省の報道官室は同日、トランプ大統領の発言に関する記者からの質問に「韓国が別の名称を使用していることを知っている」としながらも「米国政府はアメリカ地名委員会(BGN)の決定した名称を使用しており、同委員会が該当水域に対して承認した名称は『日本海』だ」と説明した。この関係者は「長きにわたる政策と敢行に基づき、米国政府は全ての公海の呼称について一つの名称のみ使用する」として「日本と韓国がこの事案で、互いに同意できる方法に到達するために協力するよう期待している」と述べた」

 

韓国は、横暴である。国際社会で、すでに「日本海」の呼称が定着しているにもかかわらず、「東海」を併記せよと要求する。この背景は、無理難題を要求する自己主張であろう。韓国では夫婦別姓である。これと関係あるのだろうか。日本にだけは、何を要求しても受け入れられると錯覚しているようだ。

 

(2)「トランプ大統領は28日、日本の横須賀にある米海軍基地を訪問した際、米軍の強襲揚陸艦「ワスプ」の艦上で演説し「(米軍)第7艦隊の構成員は黄海・日本海・東シナ海・南シナ海を威風堂々と巡回する」と述べた。この発言が韓国国内で論争に発展すると、韓国外交部(省に相当)は「東海の表記に関する韓国の立場は一貫しており明確だ」として「東海は(日本海と)併記されなければならない」と強調した。トランプ大統領の発言に関して直接の論評や正式な反論は避けつつ、原則的な立場だけを示した格好だ」

 

竹島の呼称は、韓国では「独島」である。韓国でもこれで納得している。この方式で済ます訳にはいかないのか。ならば、黄海も「西海」と要求すべきである。

 

(3)「韓国が、「東海併記」を主張しているにもかかわらず、米国は2011年以降、政府の地図や公文書などで東海を「日本海」と表記している。世界各国の政治・社会・経済などの基本情報をまとめた米中央情報局(CIA)の「ザ・ワールド・ファクトブック」でも「日本海」と表記されている。昨年6月にシンガポールで行われた米朝首脳会談でトランプ大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に見せた「非核化した北朝鮮の未来」と題する映像でも、東海は「日本海」と単独で表記されていた。11年8月に米国務省の報道官は「アメリカ地名委員会は該当水域の名称を公式に『日本海』と呼ぶ」と発表した」

 

韓国は、下線を引いた部分を承知のはずである。それにも関わらず、こういう呼称問題を持出す当たりが、いかにも韓国的である。日韓基本条約で解決済みの徴用工賠償問題も同じだ。今になって、もう一度払えと騒ぎ立てる。全く同じ心理構造である。「諦め」がない国民性なのだろう。