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文在寅(ムン・ジェイン)さんは、子どもの頃から学業成績が抜群でした。記憶力の良いという意味です。

 

高校3年生のときはソウル大学の受験に失敗したものの、ソウルの予備校では入塾試験の成績が1位で受講料を免除されたと言います。1年浪人生活をして、4年全額奨学金のあった慶煕大学法学部に志望校を変更。首席で合格という輝かしい成績を上げました。

 

学業成績の良い学生に限って左派活動に傾斜します。文さんも学生運動に力を入れ逮捕歴を持っています。また、学生運動家に共通の北朝鮮の「チュチェ(主体)思想」にのめり込んでいます。共産主義へ共鳴していたことは事実です。かつて、文さんは「共産主義者」と言われ名誉毀損で訴えています。韓国で、共産主義者呼ばわりされるのは致命傷になるのでしょう。

 

先に、韓国のプロテスタント教会会長から、文さんに対して年内の辞任要求が出された理由に、「チュチェ思想」に囚われており、韓国の民主主義を滅ぼす危険性があると指摘されました。韓国大統領府の秘書官の6割は、学生運動家上がり(「86世代」)です。「チュチェ思想」の同志が、期せずして大統領府に大集合した形です。

 


ここから、文さんの外交感覚がどのようなものか、おおよその見当がつくはずです。「86世代」は、「親中朝・反日米」です。朝鮮戦争は、北朝鮮の侵略戦争でなく、北朝鮮による韓国への「民族解放闘争」という位置づけをしております。米国は、北朝鮮の民族解放闘争を邪魔した「憎い存在」なのです。日本は、その米国の手先と見ています。

 

韓国文政府は、口が裂けても米国批判をできません。そこで、「身代わり」として日本批判をするのです。それが、儒教社会の慣わしなのです。文さんには、日本批判できる材料を使って、親日排除=北朝鮮接近という恒等式をつくりあげました。この辺りは、慶煕大学法学部を首席で卒業した知恵者です。屁理屈をこね回しています。

 

前記の恒等式は、永久に使えるものではありません。有効期限=賞味期限があります。実は、すでに賞味期限切れなのです。日本を排除して韓国外交が成り立つと見ているところが、「学校秀才」の限界です。

 

私が冒頭に申し上げましたように、学業成績は記憶力が勝負です。両親の遺伝子が支配するもので、本人が自慢することではありません。文さんの場合は、北朝鮮から戦乱時に逃れてきた両親の遺伝子が文さんに現れただけです。現実に、大統領としての評価は最低ランクです。理念(ポピュリズム)で政治をやっているに過ぎません。「応用能力」はゼロでしょう。不幸なのは、韓国国民です。ご本人は悦に入っているので批判を批判と感じず、ますます闘志を燃やしているかも知れません。