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文政権は、これまで「相思相愛」にあった労組(全国民主労働組合総連盟:民主労総)と関係が悪化していると言われ始めました。文政権不人気の理由が、民主労総の我が儘を認めすぎたことにある。そういう認識が出てきた結果と言われています。

 

このままでは、来年4月の総選挙で与党「共に民主党」が逆風で墜落する懸念が強まっています。もともと労組は、「労働貴族」とも揶揄されています。組織率は約10%です。残り90%の労働者は未組織労働者で、組合に入っていません。そういう特権階級の労組が、横暴をきわめているのでは、文政権でも付き合い切れなくなってきたのでしょう。最後は、我が身が可愛くなるものです。

 

来年の総選挙で与党が敗北すれば、次期大統領選でも与党の敗北が決定的になります。次の政権では、これまでいじめ抜いてきた保守党が大統領府へ帰り咲きます。現政権が「積弊」対象となって入れ替わります。ついこの間、文政権が朴政権にやった、あの凄惨な場面の再現です。大統領府で実権を握ってきた「86世代」は、お縄となります。容疑は、極端な北朝鮮接近がもたらした国家の安全保障への裏切り行為でしょう。「現高官」が刑務所へ送られます。

 

朝鮮ドラマの宮廷騒動では、王様を裏切った「一味」にお縄が掛けられる場面です。それが、3年後に現実のものとなるかも知れない。こうなったら、これまでパートナーとして大事にしてきた労組と手を切るほかない。これが現在、政府与党が描いている構図だそうです。

 

  盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領は、労働界代表者らと昼食会で「私が変わったと? 断言するが、私は変わりました。国政をしてみると変わるしかなかった」と述べたそうです。これは、大統領としての見識を述べたものでしょう。この発言で、 盧政権は左派から大変な批判を浴びました。これを見ている文在寅氏は、自身が「右旋回」することに躊躇しているそうです。あくまでも左派政権として歴史に名を残す、という未練もあるようです。

 

そうなれば、韓国経済は確実に沈没です。次期政権から告発されるでしょう。朴槿恵氏と同じ刑務所に収容される運命が待っているかも知れません。どのみち、ここまで経済も外交も混乱させたのですから、妙な意地を張らずに「原状回復」の努力をして、国民への誠意を見せるべきでしょう。

 

文さん。あなたは大統領の器でなかったのです。ただ、韓国を混乱させただけの大統領に終わるでしょう。