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北朝鮮軍は、これまで韓国軍の「主敵」として位置づけられてきました。文政権になって、「主敵」の言葉が消えたのです。代わって、自衛隊が秘かに「主敵」にさせられています。いくら「反日」で日本が憎いとはいえ、韓国軍の「主敵」になるとは常軌を逸しています。

 

この結果、海上自衛隊の旭日旗を目の敵にしています。昨年10月の韓国海軍主宰の国際観艦式では、海上自衛隊艦船に旭日旗の掲揚をしないように申し渡す「干渉行為」を行いました。当然、日本は反発して国際観艦式に参加しませんでした。

 

自衛艦旗(旭日旗)掲揚は、日本国内法令で義務づけられています。旭日旗は、国連海洋法条約上でも国の軍隊に所属する船舶の国籍を示す「外部標識」に該当するもの。当然、掲げるべき義務を負っています。それを、「日本帝国主義」とか「日本軍国主義」と罵倒しました。

 

他国の国旗に類するものには敬意を評するのが常識です。仮に、韓国国旗である「太極旗」のデザインが古くさいと言って批判したら、韓国国民は憤激するはずです。批判してはいけないのです。それと同様に、旭日旗にも「戦犯旗」とか言う批判を慎むべきでしょう。

 


韓国は、海上自衛隊艦船に旭日旗の不掲揚を求めた「代償」を払わされることになりそうです。読売新聞が6月26日に報じたところによると、防衛省は10月14日に神奈川県の相模湾で海上自衛隊の観艦式を開催すると発表しました。観艦式には米国、オーストラリア、インド、中国などを招待するものの、韓国は招待しないと伝えています。

 

昨年12月、海上自衛隊哨戒機が韓国艦船から無警告で、レーダー照射を受ける事件が起きています。韓国側は、説明を二転三転させ矛楯した説明を行いました。挙げ句の果てに、海上自衛隊哨戒機が威嚇の低空飛行をしたから謝罪せよ、という騒ぎに発展しました。完全に、白と黒を入れ替える「三百代言」的な振る舞いを演じたのです。韓国軍は噓をついたのです。これも、日本の国際観艦式に韓国軍を招待しない理由だそうです。

 

韓国軍の「噓体質」が今、国内で暴露されて大問題になっています。北朝鮮の木造漁船(4人乗り)が、韓国へ亡命してきました。韓国海軍は、この漁船が港へ入って来るまで全く気付かなかったのです。海上警備行動の抜け穴を露呈しました。ところが、国防部の発表では港外で発見したと「噓発表」をして大騒ぎです。

 

この韓国海軍の「噓体質」から見て、海上自衛隊哨戒機に対する一連の発表の信憑性が問われています。