ポールオブビューティー
   

日本による対韓輸出規制の理由について、韓国は当初、その事実を否定していた。だが、すべて正しいことが判明。韓国政府は、苦境に立たされている。明らかににされてきた事実は、これが政府部門の仕事かと目を疑わせるほどだ。

 

『朝鮮日報』(7月11日付)は、「戦略物資管理も弁明もでたらめな韓国産業部」と題する記事を掲載した。

 

韓日間の経済確執局面で、通商分野の韓国側主務部処(省庁)である産業通商資源部(省に相当、以下、韓国産業部)が連日、ずさんな対応で日本に攻撃の口実を与えている。戦略物資の不正輸出をきちんと管理してこなかった実態が日本の報道機関で報道され、「韓国による戦略物資流出」を経済報復の名分にしようという日本の立場を有利にさせてしまっているだけでなく、この3年間にわたり韓日当局間の戦略物資関連会議が開催されていないことについて、基本的な事実確認もできておらず、「でたらめな弁明」をして大恥をかいた。

 

(1)「日本のフジテレビをキー局とするフジニュースネットワーク(FNN)は、2015年から今年3月まで韓国政府が摘発した戦略物資不正輸出件数が合計156件にのぼると10日、報じた。韓国産業部はこの前日、日本の疑惑提起に対して「根拠がない」と反論していた。FNNは「密輸案件の中には、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄である金正男(キム・ジョンナム)氏暗殺時に使用された神経ガスVXの原料がマレーシアに不正輸出され、今回の輸出制限措置に含まれているフッ化水素(エッチングガス)がアラブ首長国連邦(UAE)に持ち出された件などが含まれている」と主張した」

 

FNNの報道が大筋正しかったことが判明した。韓国政府は否定していたが、戦略物資に対する管理がデタラメであるとは驚くほかない。

 

(2)「日本の報道機関が疑惑として提起しているVXに使用される可能性のある化学物質はシアン化ナトリウムとフッ化水素だ。韓国産業部によると、201712月にベトナム向け、今年1月にアラブ首長国連邦向けのフッ化水素酸(フッ化水素水溶液)の不正輸出が摘発された。韓国産業部関係者は「摘発されたフッ化水素の原産地は日本ではなく韓国や中国だ」として、「最近、日本製フッ化水素が韓国を経て不正輸出されたことはない」と弁明した。同部高官は「2015年以降、156件の違反を摘発したのは、それだけ韓国の戦略物資輸出統制システムがきちんと機能していることを示している。日本は摘発件数も公表せずに代表的な事例だけを明らかにしているが、この中には北朝鮮に不正輸出されたケースもあった」と語った」

 

管理の責任は韓国にある。その事実を忘れたように日本を批判する。責任感の欠如が鮮明である。

 


(3)「
日本が輸出規制品目に盛り込んだフッ化水素の不正輸出を韓国政府がきちんと防げなかったことも問題だが、日本が不正輸出問題について攻勢をかけ始めた時点で、「日本から輸入された戦略物資」だけでなく、戦略物資の全般的な管理実態を明確に公表し、疑惑提起を事前に防ぐべきだったという批判の声もある。これだけではない。「韓日戦略物資会議は韓国側の拒否によりこの3年間開かれていない」という日本の主張に対しても、基本的な事実認識とは異なる説明をして反撃された」

 

政府部門の仕事とは思えないルーズさに呆れるが、官僚機構の前近代性を証明している。先進国官僚機構に見られる「近代官僚制」とは異質の「家産官僚制」である。実態は、朝鮮李朝の残滓を抱えたままだ。

 

(4)「今月8日、日本の西村康稔官房副長官が「戦略物資会議が開かれていないのは韓国のせいだ」という趣旨の発言をすると、韓国産業部関係者はすぐに「2018年に戦略物資会議が開かれなかったのは、当時の日本側担当局長の座が空席だったからだ」と反論した。すると9日、世耕弘成経済産業相はツイッターで「(日本側担当局長の座が空席だったという)韓国政府の説明は明白な事実誤認だ」と指摘した。経済産業省の石川正樹貿易経済協力局長は2017年から今月5日まで在職していたからだ。韓国産業部は「勘違いだった」と釈明した。日本が問題提起した会議は両国間の局長級実務会議で、通常2年ごとに開催されていたが、2016年以降は開催されていない」

 

官僚機構にも、「反日」がはびこっているのだろう。こういう国家に対して、日本は「ホワイト国」扱いの優遇を与えるべきでない。