a0960_007366_m
   


これまでの日韓紛争では、最後に日本が陳謝して賠償金を払うことで終わってきました。韓国は、日本に対して「歴史問題」を持出せば、「韓国の勝利パターン」でしたから、今回の徴用工判決でも同じ手を使えば済むと見ていた節が窺えます。

 

ところが、日本は韓国に対して「ホワイト国除外」という手を打って、徴用工問題の解決を迫ったのです。これは、韓国も想定外の事態であり、奇襲攻撃でした。この日韓紛争を眺めてきた中国メディアは、国民の率直な声を伝えています。

 

中には、日本が「小指を動かせば韓国をねじ伏せる技術力」を世界に見せた、という指摘もありました。日本製テレビや家電製品が姿を消している現在、中国では日本の製造業が敗れたと解釈したのです。

 

こういう記事が出るたびに、私はその間違いをブログで指摘してきました。製品の「メード・イン・ジャパン」は少なくなったが、部品など中間財で日本の技術は健在であると。専門用語を使えば、「B2C」から「B2B」に姿を変えただけでした。この方が、安定した利益が上げられるのです。

 

韓国は、日本から不意打ちを食った恰好で大慌てです。そのため、感情的な反発が吹き出ていますが、「引かれ者の小唄」に聞えます。これまでの日韓関係は異常でした。韓国は、日本に対して節度を欠いた「暴言」を浴びせており、国会議長や大統領までが「盗人猛々しい」などと言う野卑な言葉を使うべきでありません。

 


こういう言葉が簡単に出るほど、心底では日本を軽く見てきたのです。それは、慰安婦問題を御旗に押上げ、韓国の優位性の証拠にしてきました。それが崩れて、日本の技術力という有力手段を認識せざるを得なくなったのでしょう。その戸惑いと怒りが、韓国で爆発したのです。

 

考えて見れば、韓国政府は慰安婦という女性たちの哀しい歴史を弄んでいると言えます。当時の制度的に認められた「管理売春」という歴史の中で、自らの経済的苦境ゆえにそういう場所を選択するしかなかった人々もいたはずです。ところが、韓国はそれをすべて否定して、「強制連行」に塗り替えてしまったのです。

 

日本が、先に日韓慰安婦合意で10億円を提供しましたが、大半のおばあさん方は黙って受け取ってくれました。深い思いがあったと思います。ご当人たちは、承認して受領したにもかかわらず、文政権という部外者が勝手に入り込み、協定を破棄してしまったのです。おばあさん方は、英雄ではありません。韓国政府が、政治的に利用しているだけです。「人権」という名目で、日本に対抗する手段に使っていると思います。

 

現代の人権問題である、北朝鮮の人民弾圧を見て見ぬ振りする韓国政府の罪は許されません。過去の人権問題は政治的に利用し、現在の人権問題は政治的に無視する。これほど、政治的に人権問題を扱う文政権とは何でしょうか。強い疑問を持たざるを得ません。