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韓国メディアは、日本の輸出手続き規制が始まって「100日」になると特集を組んでいる。日本では、特別の関心もなく過ぎてきたが、韓国にとっては一大事であった。口では強気を唱えているが、内心は弱り切っている。だから、「100日特集」などが登場する理由だろう。

 

膠着している日韓関係で、ひとりで騒いでいるのは韓国だ。日韓関係打開のチャンスとして10月22日の天皇即位式。11月23日のGSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)失効の2回のチャンスを逃したなら当分、話合いへの糸口が見つからないとの主張が出ている。韓国は、日本が全く微動だにせず「妥協」への素振りも見せないことに焦っている。

 

『中央日報』(10月11日付)は、「韓国野党代表、文大統領『天皇即位式に直接参加しなければ』」と題する記事を掲載した。

 

正しい未来党の孫鶴圭(ソン・ハッキュ)代表が文在寅(ムン・ジェイン)大統領に今月22日に開かれる徳仁天皇の即位式の出席を提案した。孫代表は11日、国会最高委員会議で天皇の即位式が韓日関係改善の突破口になり得る」として「文大統領が日本の徳仁天皇の即位式に直接参加することを提案したい」と話した。

 

(1)「韓国政府は、天皇即位式に誰が参加するかをめぐって慎重な態度を見せているが、李洛淵(イ・ナギョン)首相が慶祝特使の形式で参加する可能性が持続的に提起されている。孫代表も李首相が対日本専門家として交渉力を発揮することができるだろうと話した。だが、韓日関係の解決方法を探るには限界があると考えるとして文大統領が即位式に直接参加すれば根本的で発展的な解決策になるだろうと提案した」

 

ここでは、文大統領の天皇即位式出席を薦めている。日本側は、日韓首脳会談を開いても何らの成果も得られなければ意味はない、と消極的と伝えられている。そこで、李首相の出席説が浮かび上がっているのだろう。

 

(3)「特に、「文大統領が天皇の即位式に参加して韓国国民の温かい祝いを伝えれば、日本国民の心を精一杯溶かすことができるだろう」とし「そうしたら安倍晋三首相の姿勢も変わるだろう」と付け加えた。この方法は大統領の地位を高めて大韓民国国民の自負心を高める道だと話した。孫代表は過去史問題に関連しては、韓国が道徳的な優位を保ちつつ、日本は企業負担を減らして平和に問題を解決しようと提案した」

 

文氏が、金大中氏のような包容力のある人物であれば話は別だ。現実は、「原理主義者」と伝えられており、安倍首相と肌合いは全く異なっている。反日が、文氏の政治生命になっている以上、会っても無駄であろう。

 

韓国経済が、徹底的に混乱して日本の援助が必要という時期まで、関係改善を放置しておくべきだ。それが、長い目で見れば日韓関係のためになろう。日本の存在の有難みを知らせることだ。日本がこれまで、すぐに援助の手を差し伸べたことが、韓国に野放図な行動へ走らせた要因であろう。韓国経済の長期停滞は目前まできている。