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韓国は、背伸びして反日だとか克日とか、小うるさいことを喚いている。日本にとっては迷惑な話である。韓国から常に敵視されているからだ。中国も日本に興味を持って見ているが、韓国より大らかなところがあってありがたい。

 

『レコードチャイナ』(10月19日付)は、「日本の長所と短所を客観的に見ようー中国人研究者」と題する記事を掲載した。『環球時報』(10月17日付)の転載である。

 

日本の長所と短所を客観的に理解するために中国人が持つべき心構えについて論じた文章を掲載した。筆者は黒竜江省社会科学院東北アジア研究所所長の笪志剛(ダー・ジーガン)氏。

(1)「笪氏はまず、日本をめぐる最近の状況について、「19年連続でノーベル賞受賞者を輩出し、その基礎研究のレベルの高さは中国人に再び羨望と崇拝の念を抱かせている」と紹介。一方で、台風19号が甚大な被害をもたらしたことについては、「ネット上に『日本の防災システムは明らかに疲弊している』といった意見が氾濫している」と指摘した」

 

防災システムは、世界一でも短時間に大量の降雨があったからだ。地球温暖化の被害である。

(2)「そして、「中国人の日本に対する評価には極端な浮き沈みがある。これは、日中関係の起伏を反映していると同時に、中国の重要な隣国として、日本が中国人の心理に影響を与えていることの表れでもある。そして、それ以上にわれわれが、時に客観的、ひいては理性的に日本の長所と短所を理解できなくなっていることを象徴している」と論じた」

 

中国の日本評価が極端に振れるのは、日本が中国人の心理に影響を与えている結果だという。つまり、感情的に日本を眺める結果が大きく上下にぶれる理由としている。真実の日本は変っていないというのであろう。この件は、韓国に読ませたいものだ。韓国は、今日もまた「反日だ」、「克日だ」と騒ぎ回っている。

 

(3)「同氏は続いて、「アジア経済のリーダーだった日本は、東アジア経済に奇跡をもたらしただけでなく、アジア唯一の発展した経済体に成長した。アジアの科学技術を切り開き、欧米諸国を凌駕する先例を数多く生み出した。80年代以降、日本は先進教育の優位性やグローバル人材の蓄積、さらには多元的な奨励措置ならびに投資の増大といった総合的な施策によって科学技術国としての方向性を打ち立てた。日本では政府と生産部門、学術部門、研究部門、運用部門が力を合わせてテクノロジーの難関を乗り越え、アジアならびに世界における主導的な地位を確立した」とした」

 

韓国は、この日本と対抗すると大真面目になって息巻いている。中国人に、こういう韓国人の行動を評価してもらいたいものである。

(4)「その上で、「日本が勝ち取った成功に対し、東アジアの隣国として、われわれはまず祝福し尊敬すべきだろう。その次にそれを教訓として学び、続いて両国のテクノロジー協力を拡大していく。そして最後に新しいものを生み出すのだ。日本の長所は取り入れて参考にしなければならないが、過剰に崇めたりむやみに自らを卑下したりする必要はない。日本の科学刷新と技術の進歩は、確かに日本の知恵の結晶ではあるが、アジアにとっての誇りであり、人類にとっての誇りでもあるのだ」とした」

 

下線をつけたような発言を聞くと、日本は謙虚にならざるを得ない。これが、礼儀というものの本質であろう。韓国のように面と向かい「反日」とか「克日」という言葉を聞かされると「ムカッ」とくる。だが、ここまでへりくだって言われると、襟を正さざるを得ないから不思議だ。

 

(5)「また、「同様に、日本では台風や地震、津波、火山の爆発といった自然災害がしばしば起こっており、日本はそれらが引き起こす多くの困難を克服しなければならない状況にある。戦後の日本を襲った東日本大震災などの大災害は日本に忘れられない教訓を残したが、日本は伝え広めていくべき防災や減災、復興のプロセスを経験した。今回の台風19号で政府は民間と連携したものの、あれこれと思い通りにいかない部分もあった。しかし、今回の台風が60年に1度の規模とされたことを加味すれば、日本政府や社会、企業の対応にも取るべきところがあったと言えるだろう」とした」。

 

今後は、60年に一度の災害が恒常化するリスクが指摘されている。日本が得た教訓は、世界の共通認識として共有すべきであろう。

(6)「同氏は最後に、「日本と中国という二つの大国の関係が絶えず形を変えて発展していく中で、国民は理性的に(相手を)認め、理解を深めていく。新たな時代を切り開き、次のステップに進んでいくにあたって、われわれが持つべき心構えはそういったものだろう」と結んだ」

 

異議はないし、相互互恵の精神で臨むべきだ。