あじさいのたまご
   


韓国大統領府が、「新型コロナウイルス感染」で油断していた間に、感染者数が急増している。中国経路の入国者を警戒せずにいたことが原因である。文政権が、「中国ファースト」であり過ぎ、警戒姿勢を緩めていた結果と批判されているのだ。

 

文政権が始めた大統領府の国民請願制度には、皮肉にも文大統領弾劾請求が16万人を超えている。ポピュリズムを売にしてきた文大統領が、国民から「弾劾請求請願」を受けるという皮肉な結果を招いた。

 

『レコードチャイナ』(2月25日付)は、「新型コロナ対策に不満、韓国で『文大統領弾劾』求める声が16万人超える」と題する記事を掲載した。

 

韓国大統領府の国民請願掲示板には4日から、「文大統領の弾劾を求めます」と題する請願が掲載されている。同請願は25日午後350分の時点で16988人が賛同している。

 

(1)「請願は、韓国内で拡散する新型コロナウイルス感染をめぐる文大統領の対応について「韓国ではなく中国の大統領を見ているようだ」と指摘。その理由として「韓国内でマスクの価格が暴騰し、品切れ状態が続いているのに、文大統領は中国にマスクを支援した」「世界が中国人の入国禁止など強硬な制裁措置を取る中、韓国政府がやっとのことで行った対策は『2週間以内に湖北省を訪問した外国人の入国禁止』だった」などを挙げ、「全く話にならない」と批判している」

 

韓国が、中国への気兼ねから中国人の入国禁止措置が遅れと批判されている。現政権が、「親中朝」傾向が強いので、強い入国禁止措置が取れなかったことは疑いない。今や、感染源の中国から「韓国人の入国禁止」という声まで聞かれるほど、韓国は警戒対象になった。

 

韓国国内からは、中国人留学生の入国抑制要求も出ている。これについて政府は、抑制しないという「中国思い」が表面化して一層、政権批判を強めている。

 


(2)「請願ではさらに、「韓国の大統領として最も重視すべきものは自国民の保護であり、本当に自国民のためを思うなら中国の全ての地域を対象に入国を禁止すべきだった」と指摘し、「これ以上見ていられず、文大統領を韓国の大統領と考えるのは難しいので弾劾を求める」と主張している。韓国大統領府は投稿から1カ月以内に20万人の賛同を集めた請願に対して公式の立場を表明している

 

今回の請願が、3月3日までに20万人へ達すれば、大統領府は何らかの「回答」を寄せざるを得ない。あと4万人で20万人へ達する。その場合、なんと回答するのか興味深い。

 

(3)「これに関し、ネット上には賛否両論の声が上がっている。賛同する意見としては「自国民より外国人を大事にする大統領はいらない」「文大統領は常に中国人ファースト」「コロナウイルスを拡散させたのは文大統領だ」「初期対応に失敗したのに謝罪すらないなんて」などが見られた」

 

文政権は、責任転嫁の名手である。これまでのターゲットは、財閥、前(右派)政権、そして反対メディアだ。すべての責任を前記の三つになすりつけるという「子ども」じみた政権である。新型コロナウイルス感染者が増え始め、個人消費が落込むと、文大統領はメディアの過剰報道が恐怖感を煽っていると発言し、国民に偽りの安心感を与えた。これが、新型コロナウイルスへの警戒感を緩めさせ、爆発的な感染者増加を招いた最大理由である。

 

(4)「一方で、「何を言っているのか。今大統領を弾劾したら国はもっと混乱する」「大統領がいくら無能でもそれは弾劾理由にならない」「感染拡大は大統領のせいではない。感染後の行動を隠した団体、自宅隔離命令を無視した市民のせいだよ」などの声も見られた」

 

文大統領を庇う「熱烈文支持者」が存在する。この集団は、労組や市民団体であり、文政権から「便益」を得ているもの。最低賃金の大幅引上げ(労組向け)と、脱原発による太陽光発電推進(市民団体向け)による補助金受領である。いずれも、今後の韓国経済の基盤を劣化させる大きな要因になっている。