あじさいのたまご
   


中国習政権は、新型コロナウイルスの発生源を武漢でなく、他国へ擦り付けることに懸命になっている。1月時点では、武漢市華南海鮮市場と発表していたが、今になって否定するという変節だ。中国国内の共産党への信任欠如を恐れた結果であろう。中国共産党の「小心ぶり」を見せている。世界の信頼を傷つけても「御身大切」の小人なのだ。これで、世界覇権を狙いたいと、どでかい夢を描いている。

 

『大紀元』(5月28日付)は、「中国専門家『発生源は武漢の市場ではない』、1月の発言を反故」と題する記事を掲載した。

 

中国疾病予防管理センターのトップ、高福主任はこのほど、メディアの取材に対して、武漢市華南海鮮市場は新型コロナウイルスの発生源ではないと発言した。しかし、4カ月前の記者会見で、高主任は、同市場で販売されている野生動物から新型コロナウイルスを見つけたと明言した。中国人ネットユーザーは、1月の発言を覆した同氏を非難した。

 

(1)「高福氏は5月25日、官製メディア「鳳凰衛視(フェニックスTV)」のインタビューを受けた。その際、同氏は、1月上旬に国家の調査チームとともに武漢市に入り、華南海鮮市場で動物サンプルと下水道の廃水サンプルを集めたと明かした。動物サンプルから新型コロナウイルスを検出できず、廃水からウイルスを発見したと述べた。1月22日、同氏は国務院新聞弁公室が開いた記者会見で、「新型コロナウイルスの発生源は、武漢市の海鮮市場で違法に取引されている野生動物だ」と話した」

 

(2)「国営新華社通信は1月26日、「中国疾病予防管理センターは、新型コロナウイルスの発生源研究において一定の成果を得た。(同センターは)武漢市華南海鮮市場で収集した585件の環境サンプルの中、33件のサンプルから新型コロナウイルスの核酸を初めて検出した。同時に、陽性環境サンプルからウイルスを分離することに成功した。同ウイルスの感染源は華南海鮮市場で取引されている野生動物だと示された」と報じた。同記事は現在も、新華社のウェブサイト「新華網」に掲載されている」

 

中国疾病予防管理センターのトップ、高福主任は自らの発言を翻して、新型コロナウイルスの発生源は分からないと発言した。中国感染症チームを率いるトップが、こういう政治的な発言をして、自らの地位を守ろうとしている。否定発言を迫る中国指導部は、真実の究明よりも、中国のメンツを優先させようとしている。武漢発症は、公知の事実となっている。感染者の発生状況から見ても動かせぬ事実だ。それをこの期に及んで否定する。常識では考えられないふるまいだ。世界中か出されている賠償請求をかわす狙いもる。

 

(3)「中国インターネット上では、高福氏の矛盾した発言への批判が強まった。中国版ツイッターの微博では、高氏の辞任を求める声が上がっている。

「もし1月の発言が本当のことであれば、5月の発言は嘘でしょう。逆に5月の発言が本当であれば、1月に言ったことは嘘でしょう。どちらにしても、高氏は嘘をついた」

「未知のウイルスを目の前にして、私たちは手違いやミスを理解できる。しかし、嘘をつくことは許されない。国家衛生健康委員会は、微博に投稿して、高福氏を称賛した。嘘ばかりつく主任をなぜ容認するのか?国家衛生健康委員会が高福氏を解任しないことを、非常に不安に思っている」

「専門家として、なぜ無責任な発言をしたのか?なぜ事実を言わないのか?」

「14億人の健康問題をこのような嘘つきに任せてはいけない。高福、辞任しろ」

 

読者からは、非難が殺到している。何と罵倒されてもシラを切る積もりなのだ。「だから共産党は信頼できない」という評判を落とすだけであろう。

 

(4)「武漢市で新型コロナウイルスの感染が発生した後、中国当局は当初、華南海鮮市場が発生源だと強調した。しかし、国内外の一部の専門家がウイルスを分析した結果、ウイルスは武漢ウイルス研究所の実験室から漏洩した可能性があるとの認識を示した。これを受けて、中国当局は2月下旬以降、発生源について、華南海鮮市場ではなく、米軍の兵士が持ち込んだと主張し始めた。高福氏は、中国当局の方針に歩調を合わせ、発言を変えたとみられる」

 

中国は、巧妙である。華南海鮮市場の発生源を否定させたのは、この市場でコウモリを売っていなかったことが立証されているからだ。その後、専門家は武漢ウイルス研究所の実験室からの漏洩を指摘している。中国は、武漢ウイルス研究所説を否定して、米軍将兵の持ち込みに切換え、米国へ罪をなすりつけている。こういう一連の「脚本」を見ると、最初から中国共産党が仕組んでいる疑いが濃厚になる。