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韓国は、コロナ禍第一波を収束させたとして意気軒昂である。世界が、「K防疫モデル」として評価していると自画自賛している。ここへ降って湧いたのが、トランプ米大統領による「G7拡大論」である。新たに、韓国、オーストラリア、ロシア、インドを会議に招きたいとの意向も示したもの。韓国は、この発言に色めきだったが、「日本が反対するだろう」と邪推を回している。「反日国家」韓国は、改めて日本との関係改善の必要性を覚ったであろう。

 

『聯合ニュース』(5月31日付)は、「韓国のG7参加は『両刃の剣』、日本難色で実現困難?」と題する記事を掲載した。

 

トランプ米大統領が主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)に韓国とオーストラリア、インド、ロシアを加える意向を示したことは、韓国にとって歓迎すべきことだ。ただ、サミットの新たな枠組みが「反中国戦線」として使われれば、経済面や北朝鮮問題で中国の影響を大きく受ける韓国が難しい立場に陥りかねない。

(1)「G7は毎年、各国の持ち回りで開かれている。今年の議長国は米国で、トランプ氏は来月下旬に対面式での開催を目指していたが、新型コロナウイルスが収束していないほか、メルケル独首相が招待に応じない意向を示したことで困難になった。そこで、トランプ氏は9月に延期する意向を明らかにするとともに、韓国を含む4カ国を招きたいと述べた」

 

メルケル氏とトランプ氏の相性は良くない。メルケル氏は、ドイツ首相としての任期が2021年で終わり、政治家を引退予定であることから、「相性の悪い人間とは会わない」というのだろうか。事情は不明だが、国家同士でもこういう諍いはあるのだ。

 


(2)「トランプ氏の意向が報じられた31日、韓国の外交当局者は「議長国の米国は韓国を招くことができるが、まだ招待や説明を受けていない」と伝えた。韓国青瓦台(大統領府)高官も「今後、米国側と協議する必要がある」と述べるにとどめた。韓国は2008年に日本で開催されたG8サミット(当時はロシア含む)にオーストラリアとともに招かれ出席したことがある。今年出席することになれば、新型コロナウイルスへの対応で世界から高い評価を受ける韓国の地位が向上したことが改めて示される舞台になり、国際的な影響力にもプラスとなる

 

韓国は、トランプ氏から招待されれば出席したい意向である。国威発揚と喜び勇んでいる。ただ、今回だけの招待か、G7からG11へと参加国を増やすのか不明である。G11となれば、G7参加国の承認が必要になる。

 

(3)「韓国政府はサミット参加が一過性のものでなく、トランプ氏が新たに「G11」を創設する意思があるかどうかに注目している。主要20カ国・地域(G20)に入っている韓国が正式にG11の一員になれば、国際的な懸案でこれまでよりも主導的な役割を果たすことができるためだ。一方で、トランプ氏がG11を対中けん制の手段として使おうとするなら、韓国にとっては大きな負担となる。中国は2016年の在韓米軍へのTHAAD配備決定に反発して中国国内で韓流コンテンツ禁止や韓国へのツアー販売中止などの措置を取った。韓国はその時の甚大な経済被害を忘れていない」

 

韓国は、G11へ拡大することを歓迎している。それが「反中集団」になると、中国の怒りを買うという心配を始めている。情けない国である。ここまで、中国の顔色を覗わなければならない独立国家があるだろうか。ウロウロするから、中国に舐められるのであろう。反日をやるような姿勢を取れないとすれば、中国の属国としか言いようがあるまい。


(4)「そもそも韓国がG7に加入するハードルは低くない。拡大には全加盟国の同意が必要で、徴用訴訟問題などで韓国との間が冷え込んでいる日本の同意を期待することは難しいとみられる」

 

G11になるとしても、最大の関門は日本だという。反日をやりたい放題やってきた手前、今さら、「G11の際は、宜しく」とも言えないだろう。日本は散々、煮え湯を飲まされてきたから、良い返事ができるはずがない。こういう一件が出てくると、韓国は日本との関係改善の必要性を知るはずだ。