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韓国は、文政権が音頭を取って反日運動をやる国だけに、日本に対して何をやっても許されるという錯覚を生んでいる。少女像は、韓国日本大使館前に設置されている。国際法上、このように相手国を不快にさせる建造物は、設置してはならない決まりだ。韓国政府は、民間が勝手に設置したことを理由に、いまだに排除せず放置している。

 

その上、韓国江原道平昌郡(カンウォンド・ピョンチャングン)の韓国自生植物園で、『永遠の贖罪』と題された造形物が設置された。少女像の前で一人の男性が土下座をしている姿である。その男性が、実は安倍首相に似ているというのだ。前記植物園は、来月除幕式を行って一般に公開される予定だと伝えられていたが、メディアで騒がしくなってきたので、除幕式は中止されるという。

韓国自生植物園のキム・チャンリョル園長は「除幕式は中止した」とし「一個人である安倍首相を念頭に置いて作ったものではない。韓国の、日本のさまざまな問題は依然として進行中だ。非常に大きな意味があるわけではなく、私の個人的な考えを込めて制作した」と説明した。『中央日報』(7月28日付)が伝えた。

 

『日本経済新聞 電子版』(7月28日付)は、「日韓亀裂さらに、謝罪像、官房長官『決定的影響』」と題する記事を掲載した。


従軍慰安婦問題を象徴する少女像の前でひざまずいて謝罪する像が日韓両国の亀裂を深めている。安倍晋三首相をモチーフにしたもので菅義偉官房長官は28日の記者会見で「事実だとすれば日韓関係に決定的な影響を与える。国際儀礼上、許されない」と批判した。

 


(1)「韓国北東部、平昌にある民間の植物園が設置した。「永遠の贖罪」と題し、同園は2016年に設置したと説明している。8月に除幕式を開いて一般公開する予定だった。植物園の園長は日本経済新聞の取材に「像は誰かを特定したものではない」と述べ、除幕式はやめるが撤去はしないと話した。韓国メディアには「安倍(首相)を象徴して作った」(ソウル新聞)と明言している」

 

韓国では、日常の反日運動から神経が麻痺している。やって良いことと悪いことの判断がつかなくなっているのだろう。日韓関係は、ここまで冷却しきっているのだ。肝心の韓国外交部はどのように反応しているのか。

 

『中央日報』(7月28日付)は、「韓国外交部『安倍謝罪像』関連言及…『外国指導者に対する国際礼譲考慮すべき』」と題する記事を掲載した。

 

少女像の前にひざまずいた男性の姿を表現したいわゆる「安倍謝罪像」と呼ばれる銅像をめぐり、韓国政府が「国際礼譲」を考慮する必要があると明らかにした。



(2)「韓国外交部は28日に立場文を出し、「政府と関係のない民間次元の行事に対し具体的な言及は控えたい」としながらも、「ただ、政府としては外国指導者級の人々に対する国際礼譲の側面をともに考慮すべき必要があるとみる」と説明した。外交部のキム・インチョル報道官も同日午後の定例会見で「国際社会には国際礼譲というものがある。どの国であれ外国指導者級要人に対しこうした国際礼譲を考慮することが必要だと考えるようだ」と話した」

 

下線部は、積極的な「遺憾」という感じではない。こういう発言から見て、外交部はどのような対応するのか。脱北者が、北朝鮮の「金ファミリー」中傷の風船を飛ばしたことから6月、北朝鮮が厳重抗議して開城の南北交流促進センタを爆破した事件がある。韓国は、これに敏感な反応して、脱北者団体を解散に持込んだほどである。

 

今回の植物園に見られた「安倍謝罪像」は、北朝鮮が不快に思ったことと、同一レベルの話である。日本政府も不快感を正式表明したからだ。韓国は、北朝鮮には即座に反応したが、日本には「民間」を逃げ口上に使えば、完全なダブルスタンダードである。少女像すら取り締まらず放置した韓国である。今回も「逃げの一手」となるのだろうか。

 

奥薗秀樹・静岡県立大教授は、「国民感情を刺激する行為が重なり、日韓関係が負の連鎖から抜け出せなくなる恐れもある」と『日本経済新聞』で指摘している。韓国は、隣国・日本に対して、これだけやりたい放題のことをしている。日本の本当の姿がわからないのだろう。