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一昨年7月からの反日不買運動で、最大のヤリ玉に上げられてきた韓国ユニクロは、実に11店舗の閉店に追込まれた。ユニクロで買う客は、国賊扱いされるほどの仕打ちを受けたのである。だが、日本と中国のユニクロが、順調に売上を伸し、昨年はトータルで営業利益が23%もの増益を記録。「韓国の反日ありがとう」という皮肉な結果になった。

 

『中央日報』(1月15付)は、「ユニクロの親会社、営業利益23%増『韓国店舗の閉店で黒字』」と題する記事を掲載した。

 

(1)「ユニクロの親会社「ファーストリテイリング」の営業利益が、四半期単位で史上最高水準を回復した。ブルームバーグ通信などによると、14日、ファーストリテイリングは、2021会計年度第1四半期(昨年9~11月)の営業利益が、約1131億円で前年同期(916億円)より23.3%増加したと明らかにした。ファーストリテイリングの実績は市場予想値である1015億円を上回った」

 

ブルームバーグ通信によれば、四半期営業利益では2年前に1139億円を記録したが、それ以来2番目に高い実績が出たと報じた。ただ、総売上額は6197億円で昨年同期の6234億円より0.6%の減収になった。



(2)「ファーストリテイリングは、「日本と中華圏(中国・香港・台湾)で大きな利益をあげ、他のファッションブランドであるGUも成果をあげた」と営業利益増加の背景を説明した。ファーストリテイリング最高財務責任者(CFO)、岡崎健氏は有名デザイナーのジル・サンダー氏と協業してマーケティングの強化にも力を入れたと話した。ブランド別には「ユニクロ・ジャパン」の営業利益が600億円で最も多く、昨年同期より55.8%も増加した。韓国と中国を包括する「ユニクロ・インターナショナル」の営業利益も414億円で昨年より9.5%増えた」

 

ファーストリテイリングは、「ユニクロ・ジャパン」と「ユニクロ・インターナショナル」の2本建て経営である。韓国は、後者の「ユニクロ・インターナショナル」に属する。「ユニクロ・ジャパン」は、昨年7~9月期で営業利益が55.8%もの増益を記録した。特に寄与したのは、昨年7月に日本で発売した「エアリズムマスク」が、販売開始と同時に旋風的人気を呼んだこと。共同通信によると、7月19日、日本全域にあるユニクロ店舗の前にはマスクを買うために集まった人々で、営業開始前から長蛇の列ができた。オンラインモールにも多くの人が同時アクセスを試みて接続障害が発生したほど。

 

このマスクは1セット3枚、990円で販売されている。ユニクロの代表商品である機能性下着「エアリズム」と同じ素材で作られていて、夏でも快適なつけ心地が特徴だ。最大20回洗って再使用でき、すぐに乾燥するという長所もあるという。

 


(3)「韓国ユニクロについては、「売り上げは急激に減少したが、収益が出ない営業店を閉店して支出統制を強化し、販売管理費と売り上げ総利益率が改善されて黒字に転じた」と説明した」

 

皮肉な話だ。韓国ユニクロは、反日不買で店舗を閉鎖したお陰で、固定費の大幅圧縮に成功して、大幅増益の原動力になった。「文大統領様々」であろう。

 

(4)「実績は、市場予測値を超えたが、ファーストリテイリングはコロナ禍を勘案して2021会計年度見通しの「総売り上げ2兆2000億円・営業利益2450億円」は維持することにした」

 

パンデミック下で、これだけの業績を上げたのは最高であろう。韓国市民からすれば、「日本企業恐るべし」ということになるのだろうか。