米ホワイトハウスで、対中強硬論で知られる米通商部(USTR)代表のライトハイザー氏が、きょう(12月1日)行なわれる米中首脳会談で「合意の可能性」を示唆する発言をした。
『ロイター』(11月30日付)は、「米中会談で重要な案件討議へ、合意は両首脳次第ーUSTR代表」と題する記事を掲載した。『大紀元』が転載した。
(1)「ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は30日、翌日に予定されている米中首脳会談について、『極めて重要な案件』を巡り良好な協議が実施されると予想しているとしながらも、何らかの合意が得られるかは両首脳に『完全に依存している』と述べた」
米中の実務交渉の米側代表のライトハイザー氏は、強硬派と知られているが、米側の要求を中国が認めたような発言である。
(2)「トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は12月1日の夕食会の席で会談を行う。ライトハイザー代表はこれについて、会談後は双方に『前向きな』雰囲気が生まれるだろうとし、今回の首脳会談が成功に終わらなかった場合は驚きに値すると述べた。ただ、両首脳が通商問題を解決できるかどうかについては明言を避けた」
ライトハイザー氏は、「今回の首脳会談が成功に終わらなかった場合は驚きに値する」と述べたことは、事前交渉で米中が合意したようである。詳細は、会談後の発表を待つしかない。
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