韓国海軍が2月に予定していた幹部の海上自衛隊舞鶴基地訪問を取りやめたと報じた。韓国はレーダー照射問題などを巡って、海自哨戒機が韓国艦に低高度で接近する「威嚇飛行」をしたと反発。日本側も海自の護衛艦「いずも」の韓国への寄港を取りやめる方向で調整に入っており、防衛当局間の関係悪化を反映した形となった。共同通信が27日伝えた。
日韓の防衛当局が、感情的な対立になっている以上、韓国側が日本訪問を取り止めたのはやむを得ない措置だ。冷却期間をおいて見ることも重要だ。
韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官が26日、南部・釜山にある海軍の作戦司令部を電撃訪問した。日本が韓国駆逐艦から火器管制レーダーを照射されたと主張する哨戒機が、所属する海上自衛隊の基地を岩屋毅防衛相が25日に視察したことを受けての訪問だという。鄭長官は、日本の哨戒機の韓国艦艇への威嚇飛行に対しては規則に従い、適法かつ厳しく対応するよう指示した。
韓国側は、絶対に自国海軍が正しいと主張して譲らない。レーダー照射問題の際、日韓の協議において、双方がデータを出し合い検証しようと提案したが、韓国が拒否した。この話は、韓国によって逆に報道されている。日本が、こういう相手といくら話合っても無駄と判断した理由である。
韓国が、海上自衛隊舞鶴地方隊への訪問を「無期延期」してきたと報じる記事もあるから、「無期延期」が望ましい。日韓双方が、相手国海軍を安保上の重要なパートナーとして認めていない以上、儀礼訪問は止めた方が良いのかも知れない。
ちなみに、日本が最も重要視する安保上の重要なパートナーは、米国、豪州、インド、東南アジア、そして韓国の順番である。韓国は、米国、中国、そして日本である。
日本はこの際、韓国と北朝鮮の核・ミサイル関連情報などを共有するため締結した軍事情報包括保護協定(GSOMIA)も廃止してもいいだろう。日本が現在、独自で取得した朝鮮情報を韓国へ厚意で提供している。その有難味も分らない相手に、あえて教える必要はないからだ。日本は、さっぱりと韓国との防衛関係を切っても良いぐらいの覚悟を固めるべきだろう。
日本が、韓国と交流しても不愉快な事態が積み重なる以上、双方が距離を置くのも必要であろう。





