米国トランプ大統領が、ご機嫌で「ツイッター砲」を打っている。市場を安心させるという狙いも込められているようだ。
昨年末は、殿ご乱心であった。ホワイトハウス内では、国防長官を更迭する一方、FRB議長の解任情報が錯綜するなど、株式市場を大荒れにさせた。トランプ氏は、親しい友人に株価急落の背景を聞いたところ、トランプ氏自身に原因があると指摘されたとか。以降、不必要なツイッターを自重しているとも指摘されている。
『ロイター』(1月4日付)は、「トランプ米大統領、現在進行中の貿易交渉は順調」と題する記事を掲載した
(1)「トランプ米大統領は3日、足元の貿易交渉について順調に推移しているとの前向きな見解を繰り返した。ただ詳細は明かさなかった。トランプ氏はツイッターで『現在進行中の様々な貿易交渉はうまくいっている』と述べたもの」
たったこれだけの記事である。トランプ氏が詳細を明らかにしなかったのは、中国側から口外を止められていると見られる。これまで、中国側の悩みはトランプ氏がすぐにツイッターで公開してしまうことだった。中国側は、打診の程度で喋ったことが、ツイッターでさも決まったかのごとき扱いにされ、中国側を困惑させることが多々あるという。
ただ、交渉自体は米国側のペースで進んでいると見られる。中国経済の悪化が次々と発表されているからだ。もはや、米国へ対抗する力を失っている。ここまで中国経済が追い込まれてくると、習氏といえども自己保身第一で、これまで見せなかった「妥協姿勢」を見せているのかもしれない。独裁者が、最後に自分の立場を守るためにどのような行動を取るか。それを知る上でも興味深い場面が出てくるだろう。独裁者といえども、一人になれば「弱気人間」になるからだ。
メルマガ15号 「貿易戦争で疲弊する中国、改革派が追い詰める習近平」が『マネーボイス』で紹介されました。
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