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韓国は、日本の存在が何ごとにつけても気になって仕方ないようである。かつて世界の平和国ランキングが発表されていたころ、日本は世界で上位5位前後が定位置であった。最近は、そういうランキングが発表されないから不明だが、日本のイメ-ジは北欧並みに高い。

 

韓国は、「反日」はなやかりしころ、強烈な日本批判を展開。日本の「好印象イメージ」を引下げるべく、わざわざニセのランキングを発表して、日本をベストテンから引きずり下ろすことまでやったことがある。私はこれに気づいて、韓国の「セコイ」やり口を批判したことがある。

 

こういう「前歴」を持つ韓国は、依然として韓国と日本が同じレベルの比較対象になっている。日韓併合時代の恨みが、尾を引きずっているのであろう。

 

最近は、米国コンサルティング企業「Reputation Institute」(以下、RI)の国別評判調査で、日本が8位になったと韓国紙『中央日報』(7月2日付)が報じた。RIの世界国別評判ランキングは、経済規模上位55カ国を対象に環境/暮らしの質/社会の安全/政府の透明性/経済現況などの項目点数を合算して国別にランク付けしているもの。

 

この調査では、以下のような国がベストテンに挙げられている。

 

    スウェーデン、

    フィンランド、

    スイス、

    ノルウェー、

    デンマーク、

    オランダ

    カナダ

    日本

    オーストラリア

    ニュージーランド

韓国は31位だという

 

ベストテンでは北欧諸国が1~6位を独占している。このことから、このランキングが社会福祉関連指標にウエイトがかかっていることを伺わせている。日本が、これら北欧諸国と肩を並べていることに、一種の「誇り」を感じないだろうか。私はスウェーデンとデンマークしか行かないが、その乏しい経験でも北欧の素晴らしさが分った。スウェーデンで国会議員の選挙運動に出くわしたことがある。街角で1人の候補者を囲んで、20人程度の有権者が静かにディスカッションをしていた。日本の選挙運動とは全く違う光景である。

 

日本は、教育の無料化が進んでいる。この先輩国は北欧である。大学の授業料も「タダ」である。医学部もタダゆえに、医師になっても高給が保証されない。医学部志願者が少ない、という話を聞いた。現在はどうなっているのか。

 

日本の評判が高いことは、違うデータでも証明されている。

 

日本人が、ビザなしでパスポートだけで入国できる国の数をご存じだろうか。日本とシンガポールは、2018年3月まで180カ国で同率の1位だった。その後、9ヶ国がノービザになったので現在、189ヶ国(世界は195ヶ国)で単独世界1位になっているという。これこそ、世界中に日本の「平和愛好度」が知れ渡っている結果だ。日本の経済力、社会の安定度、民度の高さなどが高く評価されている反映と見られる。日本人として喜ばしい限りだ。