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韓国国防省は、海上自衛隊哨戒機が低空飛行で韓国軍艦を威嚇したとヒステリックになっている。証拠写真とやらを公開したが、海面が映っておらず証拠能力はゼロである。それでも、臆するところなく公開したのは、専門知識のない韓国国内向けであろう。

 

『時事コム』(1月24日付)は、次のように指摘している。

 

(1)「艦船から航空機までの距離は水上レーダーで分かるが、高度については艦船が3次元レーダーを装備していなければ目視で測定するしかないという。同レーダーは比較的新しい軍艦に装備されているといい、今回の韓国艦が装備しているかどうかは不明だ。自衛隊幹部は、『火器管制レーダー照射問題で分が悪く、後戻りできない韓国側は国内世論向けに、海自の通常の警戒監視を低空飛行と言い続けるのだろう』と指摘。『韓国側が主張する高度60~70メートルの飛行というのはあり得ない。客観的な証拠があるなら開示すればいい』と話した」

 

韓国が、証拠写真として公開したのは、最新の3次元レーダーを装備していない艦船からの撮影写真であることが分る。韓国側が主張する「高度60~70メートルの飛行」という言葉自体に疑問が残る。飛行機は通常、水平飛行のはずだ。60~70メートルの高度差10メートルを上下して飛行することはない。この事実をもっても、3次元レーダーを装備しない旧式艦艇である。とんだ所で、韓国軍のボロが出てしまった感じだ。

 

韓国は目測である以上、正確な日本の哨戒機の高度を把握していないのだ。それにも関わらず、日本が威嚇したと騒いでいるのは「子どもの喧嘩」に等しい愚行である。日本側が、相手にしない理由はここにある。

 

『時事コム』(1月24日付)は、「脅威感じるのは自衛隊機、岩屋防衛相、韓国国防省に反発」と題する記事を掲載した。

 

(2)「岩屋防衛相は24日、韓国国防省が海上自衛隊哨戒機の『低空威嚇飛行』の証拠とする写真を公開したことに対し、『哨戒機が韓国の艦艇に脅威を与える意図も理由もない。軍艦に丸腰の哨戒機が近づいて、脅威を感じるのはむしろ哨戒機の方だ』と述べ、強く反発した。防衛省内で記者団の質問に答えた。公開された写真について、岩屋氏は『ちょっと、よく分からない』と述べ、韓国側の主張の裏付けにはならないとの認識を示した。岩屋氏は海自機の活動が条約や国内法に基づいていることを重ねて強調。今後の哨戒活動についても『今まで通り、適正に運用を行う』と述べ、運用方針に変わりがないことを明らかにした」

 

海上自衛隊哨戒機は、その性格上、低空飛行するものである。だが、高度150メートル以上を確保して飛行している記録が残っている。韓国は、国内向けにPRすべく、目測による適当な高度を付けて日本非難する、きわめて悪質な方法を取っている。

 

こういう韓国の日本非難を見ると、「反日」の実態が非常に良く分る。無理矢理こじつけて、日本を非難する。こうなったら、韓国で大いに騒がせておけば、彼らの常套手段がさらに明らかになってくるだろう。海面を映さないで「60~70メートル」の低空飛行という文言が、いかに作為的であるか。韓国は、日本が憐憫の情で見ていることに気付くべきだ。