ポールオブビューティー
   

韓国の日本へのしつっこさは想像を絶する。旭日旗が、戦犯旗であると勝手に定義づけ、世界中で騒ぎまくっている。感情8割・理性2割の国民性から言えば、宜なるかなと思うが迷惑な話だ。本欄では、旭日旗が日本の法律によって決まっていること。海外(韓国を除く)では、普通の扱いを受けていること。昨年7月のパリ祭では自衛隊が旭日旗を掲げてパレードしたことなど繰り返し指摘している。

 

韓国がありがたがっている朝日新聞は、今年の甲子園大会で旭日模様の朝日新聞社旗をはためかしていた。朝日への抗議は聞いたことがない。これは、「エコヒイキ」というもの。もう、旭日旗騒ぎから卒業したらどうですか。日本のやることなすこと、「小姑」(こじゅうと)のように目くじら立てて騒ぎ回ることはみっともない。「私は狭量者」と宣言して歩いているようなものだ。

 

『中央日報』(9月4日付)は、「旭日旗がはためく東京五輪になるのか、韓国与党議員 『中国・北朝鮮と共同対応』」と題する記事を掲載した。

 

  (1)「国会文化体育観光委員会(文体委)の委員長を務める安敏錫(アン・ミンソク)共に民主党議員が4日、2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会(以下、組織委)が来年の東京オリンピック(五輪)での旭日旗の使用を認めたことについて「極めて遺憾だ。これは国際オリンピック委員会(IOC)精神を根本的に否定し、違反する」と批判した。旭日旗は日本が第2次世界大戦中に使用した戦犯旗で、日本軍国主義を象徴する旗だ

下線を引いた部分は中央日報の認識である。この新聞は、なぜか旭日旗というと「戦犯旗」と書くが、メディアとして偏向している。世界には、戦争した国は無数にあるが、そのすべてが「戦犯旗」と烙印されているのか。中国もベトナムとインドを侵略している。中国の国旗である「五星紅旗」は戦犯旗と呼んでいない。米国は、フィリピンを植民地にしたが、「星条旗」を戦犯旗とは呼ばない。英国のユニオンジャックは、世界へ植民地を持ったから「戦犯旗」の元祖に当るが、こちらは「時効」なのか。

 


(2)
安委員長はこの日午前、MBC(文化放送)ラジオ番組「キム・ジョンベの視線集中」のインタビューで、「五輪はIOC精神に基づいてスポーツと政治を分離するとしている」とし「日本が態度を変えなければ、1936年のナチス五輪以降、来年の安倍五輪が最も恥ずかしい大会になるだろう」と述べた。

ナチスは、ユダヤ民族の抹殺を計ったから「人道の罪」に当る。日本は朝鮮民族の抹殺どころか、日本人並みの民度に引上げるべき、近代教育・近代司法・近代行政・近代交通システムを普及させた。しかも日本の財政負担で行ったのだ。この事実からすれば、旭日旗は感謝されてしかるべきである。なぜ、日章旗を戦犯旗と呼ばないのか。戦場には必ず、日章旗がはためいていた。日章旗にケチをつけられないから、「身代わり」が旭日旗であろう。こういう手加減は政治的である。要するに、旭日旗騒ぎは韓国の嫌がらせである。


(3) 安委員長は東京五輪で旭日旗の使用を阻止するためには過去に日本から侵略被害を受けた中国や北朝鮮を中心に国際的な連帯を模索する必要があると説明した。  安委員長は「まず北にこの事実に対して連帯しようと伝える。旭日旗問題が南北間でふさがっている関係も突破する良いきっかけになるのではと思う」とし「中国とも連帯することも考えている」と話した

北朝鮮は、「現役」の軍国主義である。この事実に目を瞑って、北朝鮮と共同戦線を張るという。落語じみた話だ。中国は、韓国とは組まない。理由は、旭日旗の存在を認めているからだ。海上自衛艦は旭日旗を掲げて、中国主催の観艦式に参加する。日本主催の観艦式には韓国海軍を招待しない。日中海軍は、韓国の旭日旗騒ぎに飽き飽きしている。