あじさいのたまご
   

文政権によって不本意な辞任へ追込まれた前検察総長の尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏が、来年3月の大統領選立候補へ意思を固めた模様だ。最大野党「国民の力」所属議員と、相次いで会談を重ね、「政権交代の必要性」を訴えているという。

 

世論調査によれば、ユン氏の支持率は1~2位と高位で安定している。これまで、一度も立候補の意思を見せないながら、国民の高い期待感を示している。

 

『中央日報』(6月2日付)は、「尹錫悦前検事総長、文政権必ず交代すべき『政権延長すれば国の未来は不毛に』」と題する記事を掲載した。

 

最近野党「国民の力」所属議員らと相次いで接触した尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検事総長が、「文在寅(ムン・ジェイン)政権は必ず交代しなければならないというとても強力な意志を表明した」と議員らが伝えた。

 


先月24日に尹前総長と通話した張済元(チャン・ジェウォン)議員は、「尹前総長が『文政権はとても常識に外れたことをたくさんしてきた。国政運営をこのようにしてはならず、政権を必ず交代しなければならない』という趣旨で話した」と伝えた。

 

(1)「張議員は、「尹前総長は強い語調で話しており政権交代に対する強い意志を感じた。文政権が検察の権力不正捜査を妨げたことのためだけでなく、国政全般で非常識なことをたくさんしたため必ず交代すべきとみていた」と付け加えた。この日、尹前総長が張議員に電話をかけてきて、「これまでたくさん悩んできたが、身を捧げる。足りない部分も多いが、張議員に助けてほしい」としながら対話に至った」

 

下線部分は、事実上の立候補の弁であろう。これまで、沈黙を守り経済や外交の勉強に時間を割いてきたユン氏は、政策全体の構想を固めたのであろう。

 

(2)「先月26日に尹前総長と4時間にわたって会った鄭鎮碩(チョン・ジンソク)議員も、「尹前総長が文在寅政権に問題意識をとても深く持っていた。この政権が延長されれば国の将来が不毛のものになるという認識の下、必ず政権交代をしなければならないという使命感があった」と話した。

 

ユン氏は、文政権の理不尽な退任騒動を自ら経験して、民主主義の危機を肌で知った。昨年1年間、ユン氏は法務部長官と対立の渦中に置かれた。文政権に犯罪捜査を妨害され、進歩派政権の醜さを体験している。選挙戦でこういう過程をぶちまければ、進歩派にとって大きな負担になろう。

 

(3)「先月25日に尹前総長の提案により夕食会合をした尹喜淑(ユン・ヒスク)議員は、「対話をしてみたら尹前総長は市場経済に対する理解が相当に高かった」と伝えた。韓国開発研究院(KDI)教授出身の経済学博士である尹議員は、自身が考える望ましい経済政策を話したところ尹前総長もうなずいたとし、「尹前総長は『国民の力』に入ることを完全に常数と考えているようだった」と付け加えた」

 

ユン氏は、最大野党「国民の力」に入党する意思を固めたという。ユン氏が、中道派の支持も得ていることから、一挙に党勢拡大の機会になるかも知れない。

 

(4)「尹前総長をよく知る消息筋も、「尹前総長は法曹人であるのに経済をとてもよくわかっている」と伝えた。消息筋は「父親の尹起重(ユン・ギジュン)延世(ヨンセ)大学名誉教授が経済学者であるため、尹前総長は幼い時から経済学の書籍をたくさん読んできた。ミルトン・フリードマンのような通貨主義者的見解の下で自由市場を擁護するなど、経済哲学が確固としている」と話した」

 

ユン氏の父親は、経済学者で延世大名誉教授である。ユン氏もフリードマン学説に通じているようで、大統領に当選すれば経済改革は確実である。韓国経済再生には大きな力を発揮するだろう。

 

(5)「続けて、「尹前総長は『公正のための国の役割の必要性は自由主義経済学の大家であるアダム・スミスまで認めた』としながらスミスが作った『国富論』の該当の一節を引用までするほど。もし尹前総長が大統領選挙討論に出るならば経済はだれにも押されないだろう」と話した」

 

フリードマン学説の淵源は、アダム・スミスである。韓国進歩派が、メチャクチャにした経済政策に一本筋が入るであろう。米韓関係もスムースに行くであろう。

 

検察総長出身だけに、正義の追及では峻烈を極めるであろう。文大統領は退任後、決して枕を高くして寝られないはずだ。

 

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