菅首相に面談を求めている韓国文大統領はその側近が、聞き捨てならぬ暴言を吐いた。文大統領が菅首相に「手を差し伸べたが背を向けた」と非難して、韓国が「この癖を直さなければ」と言うのだ。
この発言には前例がある。金泳三・元大統領が任期中の1995年、韓国政府は「日本をしつけ直す」と、自らの立場が上であるとの自負のもとに大々的にキャンペーンを行い、韓国国内では歓喜をもって迎えられた。同年11月にも「今回こそ、日本のその無礼を必ず直さなければなりません」と発言し反日世論を形成したのである。
この「反日発言」が当時、日韓関係を悪化させた経緯がある。文大統領側近が再び、「癖を直さなければ」と上から目線の発言である。それこそ今度は日本が、韓国を躾治さねばならない局面であろう。
『中央日報』(6月17日付)は、「日本に手を差し出したが背を向けた、文大統領側近『小児病的』『癖を直さなければ』」と題する記事を掲載した。
主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)期間、韓日首脳の略式会談が不発になったことを巡り、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の側近が超強硬立場に背を向けた。現在、会談不発に関連して韓国政府は「日本が一方的にキャンセルした」と主張していて、日本は「そのような事実はない」と対抗して真実攻防に広がった状態だ。
(1)「これに関連し、文大統領の「腹心」と呼ばれる与党「共に民主党」の尹建永(ユン・ゴンヨン)議員は17日、ある番組のインタビューで日本の態度に対して「小児病的態度」と話した。尹議員は「(韓日首脳)ミーティングをすることにしたのはファクトのようだ。菅義偉首相が意図的に避けた」と話した。尹議員は今回の歴訪に文大統領に同行している」
文氏の側近は、菅首相がG7で文大統領と会談しなかったことを「小児病的態度」と非難している。
(2)「尹議員は、菅首脳が会談を意図的に避けた根拠に関連して、「多国間会議の時にはトイレに行ったりコーヒーを飲んだりして略式会談を進め、今回の(G7全体会議)にそのような機会が6回ほどあった」とし「菅首相は最初のときだけラウンジに少しの間現れ、あとはそもそも(ラウンジに)出てこなかった。意図的に会うこと自体を避けた」と主張した。菅首相が文大統領と会うことを回避した背景については、「韓国と会うよりも韓国叩きが政治的利益ではないかと判断したようだ」とし「結局(韓日関係を)長く見ることができなかった短見だと考える」と話した」
韓国叩きが、菅首相の政治得点になる理由はない。それよりも、日本の安全保障政策、ひいては自由世界の対中政策を考える方がはるかに建設的である。菅首相にとって、韓国の大統領と面会しないことで支持率が上がるわけでない。コロナ対策で効果を上げる方がはるかに重要である。
(3)「尹議員は7月東京オリンピック(五輪)開幕式に文大統領が出席するかどうかに対しては「すべての可能性を開けておくべきだ」とした。尹議員は「日本のやることがふさわしくなく小児病的だとしても、度量が大きく大胆に先に手を差し出したほうが勝つ」としつつも「今回の機会に断固として(東京五輪不参加を通じて)癖を直し、われわれが緻密に準備をして癖を直しておくのも必要だと考える」とし、強硬論を強く提示した。尹議員は特に「(五輪)ボイコットも考慮事項に含まれる」とし「ただし(ボイコットカードは)最後の場合に緻密に使わなければならない。刃物は鞘から取り出さないときが一番怖い」とも話した」
日本の韓国蔑視の癖を直すために、東京五輪不参加をちらつかせている。どうぞ、おやりなさいというしかない。不参加の理由として、菅首相が文大統領と会談しないからと言えば、世界の笑い者にされるだけだ。
(4)「大統領府の李哲熙(イ・チョルヒ)政務首席は、韓日首脳間の会談の不発背景について、「(日本が)たびたび国内政治用に韓国を引き込んで使っているとみる」とし「以前に安倍前首相が危機のたびに韓国を攻撃し(国内世論を)反転させたが菅首相が同じ手法を使っていると考える」と話した。文大統領と青瓦台は今まで融和的な対日メッセージを繰り返し発信してきた。特に東京五輪に対しては開催が不透明な状態でも持続的に支持の立場を表明してきた」
このパラグラフは、正直に言って聞くに堪えない話である。これほどまでに、日韓首脳会談を行ないたいならば、韓国が解決案を提示すべきである。その肝心なことを棚に上げて、日本を非難するという片手落ち発言である。下線部は、韓国の二人の首相経験者が東京五輪不参加論を発言していたことへの「中和剤」であったのであろう。
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2021-06-16 |
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2021-06-17 |


コメント
自分達の考えのレベルの低さを理解させる方法は無いのですか?悲しくなります…
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