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新型コロナウイルスの起源はどこか。WHO(世界保健機関)は、中国武漢市へ現地調査団を送ったが、曖昧なままに終わっている。その後、「武漢ウイルス研究所」が起源とする研究が多く発表されている。また、新たな情報が追加された。

 

『大紀元』(6月28日付)は、「英米豪の研究者、ウイルス起源に新たな知見『実験室漏洩は排除できず』」と題する記事を掲載した。

 

英米豪3カ国の研究者はこのほど、新型コロナウイルスの起源調査についてそれぞれ研究を行い、3つの知見を得た。いずれも他国に責任を擦り付けようとする中国にとっては不利な内容になっている。

 

英国の研究者は、「ウイルスは武漢で初めて確認されたよりも2カ月ほど前から、既に中国国内で広がり始めていた可能性」を指摘した。豪州の研究者は「最も早期のコロナウイルスでも、ヒトへの驚くべき適応能力を示していることから、実験室から漏洩の可能性を排除できない」と結論を導き出した。米国の科学者は「中国の専門家が最初期の頃のウイルスサンプルを削除したことから、ウイルスの発生源を隠蔽しようとしているのではないか」と疑問視した。

 


(1)「英ケント大学の研究者らは、新型コロナウイルスの発生時期に関する調査を行い、解析作業を行った。その結果、ウイルスが発生したのは2019年10月初旬から11月中旬にかけてと推定した。発生時期としては11月17日の可能性が最も高く、20年1月にはおそらく全世界に広がっていたという。この論文は、米科学雑誌「PLOS Pathogens」に掲載された」

 

英ケント大学の研究者らは、新型コロナウイルスの発生時期は11月17日の可能性が最も高く、20年1月には全世界へ広がった、と推測している。

 

(2)「中国当局が発表している初の感染確認は19年12月で、武漢の華南海鮮市場と関連があるとしている。しかし、初期の症例の中には、華南海鮮市場との関連を特定できないものもあった。WHOと中国の専門家は、今年3月の武漢での調査後に、ウイルスは武漢で感染爆発する前にも、既に他の場所でウイルスが広がり始めていた可能性もあることを認めている」

 

WHOと中国の専門家は、今年3月の武漢での調査後に、ウイルスは武漢の前に既に他の場所でウイルスが広がり始めていた可能性も指摘する。

 


(3)「
米フレッドハッチンソンがん研究センターのジェシー・ブルーム氏はこのほど、中国で発生した中共ウイルスの初期感染例から削除されたゲノム配列の情報を復元したと公表した。それによると、華南海鮮市場から採取されたウイルスのサンプルは、それ以前に中国の他地域に広がっていたウイルス配列の変種であることが分かったという。ロイター通信によれば、中国の研究者は米国立衛生研究所(NIH)に対し、同所が管理する主要な科学データベースから以前提出した新型コロナウイルス流行初期の遺伝子配列に関するデータの削除を要請していたと分かった。NIHは、要請を受け関連データを削除したという」

 

(4)「ロイター通信は、マサチューセッツ工科大学(MIT)とハーバード大学の共同研究所であるブロード研究所の研究者・アリナ・チャン氏の話を引用して、「なぜ中国の研究者はウイルスがどのように武漢で発生したのかを示す重要なデータの削除をNIHに要請したのか?」と報じ、隠蔽を図った可能性があると示唆した」

 

中国の研究者は、米国立衛生研究所(NIH)に対し、同所が管理する主要な科学データベースから以前提出した新型コロナウイルス流行初期の遺伝子配列に関するデータの削除を要請した。これは、武漢ウイルス研究所漏洩を疑わせている。

 


(5)「オーストラリアの科学者が行った別の研究では、新型コロナウイルスは他のウイルスよりもヒトの受容体に結合しやすいことを発見した。つまり、ウイルスは最初に出現した時から、すでにヒトに適応できたことを示している。同科学者のこの研究は、英科学誌「ネイチャー」の姉妹誌である学術誌「Scientific Reports」に掲載された。今回の研究は、ヒトの受容体により近い、現在未確認の別の動物の宿主が存在する可能性があると示されたが、実験室による漏洩の仮説も排除できないとした」

 

オーストラリアの科学者は、新型コロナウイルスが他のウイルスよりもヒトの受容体に結合しやすいことから、武漢ウイルス研究所から漏洩した可能性を否定できないとしている。これは、新型コロナウイルスが遺伝子操作された痕跡を示している事実と符合している。