韓国は、文政権時代に「G8」になれる資格があると触れ回っていたが、再びこういう意見が出てきた。GDPも世界10位であるから、「G8」の資格は十分と言うのだ。だが、国内政治はガタガタ、外交認識はバラバラという分裂状態である。
最大野党「共に民主党」は、国会が先の日韓首脳会談内容を精査するべく、「国政調査」委員会を立ち上げると議会へ提案しているほど。こういう奇異な行動する国が、「G8」に名を連ねたいとは、なんとも場違いな感じを受けるのだ。
『中央日報』(4月5日付)は、「韓国、G7と対等な水準の影響力『G8国家として参加を』」と題する記事を掲載した。
G7に韓国を正式メンバーに入れてG8に拡大する方案が浮上している。韓国全国経済人連合会が4日、汝矣島(ヨイド)全国経済人連合会(全経連)会館で米戦略国際問題研究所(CSIS)と共同で開催したオンライン会議で、韓国の地位変化に対する言及が相次いだ。特に韓国が、G7国家と対等な水準の影響力を保有している以上、G8国家として参加すべきではないかという主張だ。
(1)「金秉準(キム・ビョンジュン)全経連会長職務代行は、米国ワシントンD.C.と画像でつないだこの日のオンライン会議で「自由主義と市場経済、そして韓米同盟のおかげで、世界経済のG7に相応するほど強国に成長した韓国が、そろそろ国際社会で重要な役割を果たす時が来た」とし、「韓国がG8に参加して価値同盟国際秩序の中で寄与することができるように韓国の同盟国である米国が役割を果たすことを期待する」と話した」
韓国の保守系は、韓国が国際社会で果たさなければならない役割について、それ相応の認識を持っている。だが、左派は「親中朝露」路線であり、「G8」になれる資格を欠いている。4年後の大統領選で、左派が政権を握る可能性もあり、「G8」などあり得ない話だ。
(2)「朴振(パク・ジン)外交部長官もこの日、映像メッセージを通じて「我々は今やG7国家と肩を並べるほどになった」と強調した。続いて「政府がインド太平洋戦略を通じて韓半島(朝鮮半島)を越えて大韓民国の参加を具体的に提示したが、これを実現するために企業と学界、専門家が一丸となってパートナーシップ飛躍のために努力してほしい」と訴えた。通商交渉本部長を歴任したソウル大学国際大学院の兪明希(ユ・ミョンヒ)教授は「G7体制下で韓国はすでに建設的な役割を果たしているだけでなく、21世紀問題に対応して解決策を提示できる重要な位置にある」と評価した」
「G8」になりたいのであれば、「反日」は絶対に禁句である。G7の中で、他の参加国を非難することなどあり得ない「一枚岩」を誇っているからだ。韓国が参加して、「反日」を始めたら「一枚岩」の団結がひび割れする。余りにも、リスキーな話なのだ。「G8」への参加国増加は、G7各国の合意が前提である。日本は、韓国のこれまでの「行状」から見て「イエス」とはとても言えるはずがない。
(3)「米国側も、韓国の飛躍と地位変化に同意した。CSISのジョン・ヘイムリ所長は「米国が韓国の先端産業を学ぶところを見て大きな変化を感じている」とし、「韓国自ら、辺境の小国と考えていた時期があったが、今や韓国自身が重要なグローバルリーダー国家だと考える認識の転換に感心する」と述べた。ヘイムリ所長は「韓米が共に発展していき、グローバルアジェンダを一緒に扱わなければならない」とし「両国は競争し合うのではなく、協力しなければならない」と付け加えた」
米国は、韓国独特のビヘイビアを理解していないのだ。「身勝手な行動」が極めて多い国である。特に、左派は異次元感覚である。G8に加えるのは、時期尚早と言うほかないのだ。
(4)「CSISのマシュー・グッドマン副会長は、「G7は市場を中心に民主主義を発展させる国家」としながら「G7を拡張して韓国とオーストラリアが『プラスアルファ』に入るべき」と主張した。グッドマン副会長は、「G7は同好会のようなサークルではなく、目標と目的意識を持っている」とし、「大韓民国は責任を遂行する準備ができていると考える」と述べた」
G8には、オーストラリアがふさわしい。「AUKUS」(米英豪の軍事同盟)を結んで、西側防衛の一員として、その責任を全うする姿勢を見せている。日豪関係も極めて良好である。韓国が、本気でG8になりたいのであれば、オーストラリアの対日姿勢を見習うべきだ。


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