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文政権時代の「反日」がウソのように、韓国では週末1泊2日での日本旅行がトレンドになっている。11月は、約200万人弱が訪日した。韓国航空業界では、11月を一般的にオフシーズンと見なしている。だが、日本路線の場合は事実上、オフシーズンがなかったという盛況ぶりである。

 

『中央日報』(12月30日付)は、「韓国、最近の旅行トレンドは『週末日本旅行』」と題する記事を掲載した。

 

会社員のパクさん(31)は12月16~17日の週末を利用して福岡を旅行した。土曜日の朝に出国して日曜日の晩に帰ってくる1泊2日の日程だ。長くはないが、観光名所を訪れて現地の有名な店でウナギ丼を食べるには十分な時間だった。週末に日本旅行を楽しんだパクさんは月曜日午前、普段と同じように出勤した。パクさんは「高い航空券(45万ウォン)を買って2日間だけ旅行するのは少しもったいないが、円安の時期に短くても日本旅行ができてよかった」と話した。

 

(1)「新型コロナ流行が落ちついて海外旅行需要が回復し、週末を利用して隣国の日本を訪れる旅行が増えたことが分かった。カカオモビリティーが自社のモビリティープラットホーム「カカオT」の海外車両呼び出しサービスと航空券購買サービスの利用者統計を分析した結果だ。海外車両呼び出しサービスは海外でも韓国国内と同じくタクシーなどの交通手段をカカオTアプリで呼び出すサービスで、世界37カ国で利用できる」

 

韓国から日本へは空路1時間強の距離である。軽い気持ちで週末旅行に日本へ来ている。

 

(2)「報告書によると、今年は休暇を取らずに週末に日本旅行をする人が特に多いという。カカオモビリティーが今年1~9月のカカオTアプリを通じた航空券販売統計を分析した結果、韓国から日本に出国する需要が最も多い曜日は金曜日であり、日本から韓国に帰国する旅行客は月曜日が最も多いことが分かった。カカオモビリティーは「日本観光の場合、金曜日の晩に出発して月曜日の朝に帰国する旅行が多かったために表れた結果」と分析した」

 

金曜に出国し月曜に帰国するパターンも多い。3泊4日コースだ。日本の大都会だけなく、地方都市への足を伸している。リピーターの増加で、行動範囲が広がっている。

 

(3)「カカオTアプリで最も多く売れた航空券の到着地は、日本の大阪で、東京と福岡が後に続いた。航空券販売1~3位がすべて日本だった。このほかタイ・バンコク(4位)とベトナム・ホーチミン(5位)も多かった。一方、カカオTアプリで航空券販売サービス接続が最も多い時間は午後2時だった。次いで接続が多かったのは午後5時であった」

大阪・東京・福岡が、三大訪問地になっている。変わった行程では、屋久島まで遊覧飛行するツアーも人気を得ているという。パンデミック前は、中国人が大挙日本へ押し寄せた。現在は、中国経済の不況で跡形もないほどの落ち込みで、韓国が首位に踊り出ている。

 

『中央日報』(12月18日付)は、「11月、日本に旅立った韓国人旅行客だけで約200万人…『日本路線は一年中繁忙期』」と題する記事を掲載した。

 

11月、日本に向かった韓国人旅行客が200万人に迫った。22年10月11日、日本政府が韓国人のビザなし入国を許可して以来の最高値だ。

 

(4)「12月17日、韓国国土交通部の航空情報ポータルシステムによると、11月の訪日韓国人旅行客は189万15人だった。新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)直前の2019年11月(104万9753人)、日本不買運動前の2018年11月(176万6551人)より多い数字だ。海外旅行が正常化し始めた昨年11月(81万6901人)に比べると、100万人以上の差がある」

 

今年の11月の韓国人訪日客数は、189万15人である。11月の韓国人訪日客数では、過去最高になった。

 

(5)「航空業界では11月を一般的にオフシーズンと見なすが、日本路線の場合、今年中オフシーズンが事実上なかった。年明けの1月までは日本旅行客数は130万人だったが、毎月着実に増え、先月から180万人を超えた。円安の長期化とエンデミックにともなう報復消費が重なり、着実に増加傾向を続けたものと分析される。航空業界は、日本旅行の人気が当分続くものと見込んでいる。各航空会社は直ちに12月から年末・年明け、冬休みにつながる繁忙期を迎えて航空便を増やした」

 

航空業界は例年11月が、オフシーズンである。だが、今年は日本航路が盛況で業界は「フル操業」という恵まれたシーズンになった。

 

(6)「大韓航空は来年1月から鹿児島21便、大分31便、熊本28便、白浜4便など不定期便を増便する。大分路線の場合、2019年2月に運航を中断して以来、約5年ぶりに運航を再開した。エアソウルも来年1月1日から3月28日まで東京(成田)路線を週21回から23回に拡大する」

 

大韓航空は、来年1月から不定期便を大量に増便する。ますます、訪日客が増えている結果だ。リピーター組が、円安のうちに日本旅行を堪能したいというのであろう。