テイカカズラ
   


8月24日は、日本が福島処理水放出してから1年経つ。当時、韓国最大野党「共に民主党」は、IAEA(国際原子力機関)トップの訪韓を要請して、「なぜ放出を認めたか」なじりつるし上げ状態へ追込むほど過激な振る舞いをした。現実は、処理水放出による放射能問題は起こらず、今や韓国左派の「デマ」が批判される事態になった。韓国大統領室が、「共に民主党」へ謝罪を求めたのだ。これに対して、最大野党や左派メディアが反発している。

 

『朝鮮日報』(8月24日付)は、「『“福島デマ”放流から1年』韓国大統領府、虚偽扇動を行った野党に謝罪求める 汚染処理水放出から1年」と題する記事を掲載した。

 

韓国大統領府と野党・共に民主党は23日、日本の福島原発汚染処理水放出と韓国国内での独島オブジェ撤去などをめぐり終日「フェイクニュース論争」を続けた。

 

(1)「韓国大統領府の鄭恵全(チョン・ヘジョン)報道官は、同日朝のブリーフィングで「野党が福島のデマを『放流』してから1年が過ぎた」とした上で「科学的な根拠もない荒唐無稽なデマは虚偽扇動だったことが明らかになったが、野党は国民に謝罪もせず無責任な行動を続けている」と批判した。鄭報道官は「ここ1年間に韓国の領海や公海上などでサンプルを採取し、4万9600回以上検査を行った結果、基準を上回るケースは1件もなかった」「野党の荒唐無稽なデマや扇動さえなければ必要なかった1兆6000億ウォン(約1740億円)の予算がこれまで投入された」とも説明した」

 

韓国最大野党「共に民主党」は、相変わらず科学データに基づかない情報を流して、日本政府が福島処理水情報を隠蔽しているがごとき言説を行っている。

 

(2)「これに対して野党・共に民主党の趙承来(チョ・スンレ)首席報道官は、「日本政府は今年2月から放射能サンプルを提供せず、逆に放出地点における日本の環境省のサンプルで(放射能物質の)トリチウム濃度が10倍に跳ね上がった事実だけが明らかになった」と主張した。同党の金民錫(キム・ミンソク)最高委員も同日朝から開催された党執行部の会議で「昨年10月以降、日本政府は放射能サンプルを(韓国に)提供していない」と反論した。金民錫最高委員はさらに与党・国民の力の韓東勲(ハン・ドンフン)代表が前日「原発処理水」と発言したことを問題視し「日本政府報道官をやっている。与党の代表として恥ずかしくないのか」と批判した」

 

日本政府は、韓国だけ特別に情報を提供することをしていない。世界共通の情報である。IAEAが承認している内容である。

 

(3)「この問題で、放出を監視する韓国の原子力安全委員会は資料を配付し「日本の東京電力は放出時のモニタリング情報をリアルタイムでホームページに公開しており、韓国政府もこれを公開している」として共に民主党に再反論した。韓国政府関係者も「日本から放射能に関する資料を10分~1時間間隔で受け取っている」と明らかにした。共に民主党は「日本の環境省の資料によるとトリチウム濃度は放出前に比べて10倍に跳ね上がった」と主張しているが、これについても原子力安全委員会は「事実ではない」と明言した」

 

韓国左派は、科学データに基づかない発言によって日本を批判している。中国共産党と全く同じスタンスである。

 

(4)「共に民主党の金炳周(キム・ビョンジュ)最高委員は、同日の党執行部による会議で「ソウルの蚕室駅と安国駅、竜山戦争記念館から独島のオブジェが撤去された」「独島まで日本に上納するのか」と批判した。これに対して韓国大統領府は「独島オブジェはすでに老朽化し、通行人の動線を妨害するのでソウル交通公社が従来のオブジェを撤去した」とした上で「蚕室駅と安国駅の壁面には新たな独島オブジェを設置する予定だ」「戦争記念館のオブジェも補修して再設置する方向で検討を進めている」と説明した」

 

韓国政府による独島(竹島)のオブジェ「撤去」は、修理のための措置という。こういうことまで全て「政権批判」に利用している。与野党の話合いなど不可能な状態だ。こうした対立から生まれる摩擦は、全て国民へ降りかかる。いつまで、こういう事態が続くのであろうか。