文在寅大統領の支持率が、7週間も下落し続けている。最新調査では60%になった。就任以来の最低だが、下げ止まる要因は見当たらない。経済状況悪化が、文氏の支持率を引下げているからだ。このまま、どこまで下がってゆくか、妙な関心を持つにいたった。
文氏は目下、夏休み中である。ご丁寧にも、休暇中の読書リストが公開されたが、その中には一冊の経済書も見られなかった。やっぱり、この大統領は経済に関心がないとお見受けする。
『朝鮮日報』(8月4日付)は、次のように伝えた。
「韓国ギャラップが3日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は、先週に比べて2ポイント低い60%だった。文大統領の支持率は7週連続で下落しており、ギャラップによる今回の調査もこれまでで最も低い結果となった」
支持しない理由は
① 経済問題や国民生活の問題が未解決:38%
② 北朝鮮との関係・親北的な政策:11%
③ 最低賃金引上げ:6%
不支持の理由では、①と③の経済問題・最賃引上が、合計で44%も占めている。国民の不満が経済問題にあることは確実である。
支持する理由は
① 北朝鮮との対話再開:12%、
② 外交政策がうまくいっている:11%
③ 対北朝鮮政策・安全保障政策:9%
庶民のための努力と福祉拡大:9%
支持する理由では、北朝鮮関連(①と③)が合計で21%を占める。南北対話が文政権支持の主因である。
与党「共に民主党」の支持率も先週に比べて7ポイント低い41%にとどまり、昨年5月の大統領選挙以来最低となった。これに対して正義党の支持率は先週よりも4ポイント高い15%で、共に民主党に次いで2位となった。これは2012年10月の結党以来最も高い数値だ。
与党の「共に民主党」支持率は41%である。文支持率の60%から見て、見劣りのする数字だが、与党支持以外に「文ファン」が19%ポイント存在することを窺わせている。





